るーログ。

ドイツ人夫と日本人妻(るー)の日々のゆったりライフをぼちぼち呟きます。

ふたりのなれそめ①

こんにちは。冗談で夫に"Nein, Danke"って軍人風に言ってみたところ、「本物の軍人ぽいよ!るーちゃん上手!」をキラキラの笑顔で言われてしまいました、るーです。

 

コロナの影響で緊急事態宣言が延長されてしまいましたね。

最初のうちは「ステイホーム続けるのなんか余裕や~ん★」と高を括っていましたが、最近はやることがなくなってしまいました。ゲームも飽きた…

今日は本屋に出向いて、本を5冊購入しました。帰宅してさっそく読もうと意気込んでいましたが、夫からは「ビニール袋にはコロナついてるかもしれないから1日置いて!明日から読んで!!」と言われてしまい、その忠言を無視して本を取り出した日には大目玉を食らいそうだったので、すごすご引き下がりました…。私の本たち、明日まで待っててねぇぇぇ。

 

そんなこんなですので、今日は我が家の時々クレイジーな、でも基本はとっても優しいドイツ人主人とのなれそめ話でも書こうかと思います。彼と結婚するまで、ぶっちゃけると勢いで乗り切ってしまった感はあります。もうあの頃のようには物事を進められない、若いってすごい。笑

 

いざ書き出してみると、めちゃめちゃ長くなりそうだったので、数回に分けてみることにします。 今日は中途半端ですが、彼との出会いを。

 

出会いは、よくある話ですが、私の大学でした。

秋頃、留学生専用の日本語学習コースを1年間開講していたコースがあり、彼がそのコースに留学生としてやってきたことがきっかけでした。

留学生には、日本語を教えたり、困っている場合は役所などの公的機関の手続きや日常生活をサポートしてあげる日本語会話パートナー(名前おぼろげ。以下、会話パートナー)がつくことになっており、それは学内で選考を経て選ばれる人気の高いポジションがありました。

うちの大学には英語学科があったこともあり、日本語会話パートナーとなり、留学生と話したい、友人になりたいそしてあわよくば付き合いたいと思っている人が少なからずいました。

 

が、当時私は、彼女がいる(そしてそれを公言している)くせに私にキスしてきたり思わせぶりな態度を取ってきたりしていたダメ男に恋をしており、たいしてそのような興味はありませんでした。そんなダメ男に引っかかっていた私、若かったなぁ。

そのダメ男が思わせぶりな態度を取ってきていたので、そのことを仲の良かった先輩に相談していました。その先輩はたまたま会話パートナーとして大学から選ばれており、留学生がドイツからくる男性、日本語をサポートするのは学内の食堂で、と聞いていました。

「どんな人でしょうねぇ」

「変な人じゃないといいなぁ」

「変な人じゃなかったら付き合います?」

「あほか」などと会話していたことを覚えています。

 

その数日後、会話パートナーと会った先輩からは、「残念ながらタイプではなかったけど、優しくて面白い人だったよ~」とLINEでメッセージが送られてきました。

余談ですが先輩のタイプは、先輩が通っていた公務員の予備校の先生のように他よりも群を抜いて頭脳明晰で、自分の知識を広げてくれるようなタイプだったので、彼(るーの夫)は先輩のお眼鏡にかなわなかったようです。

 

さて、そんな会話をした数日後、お昼休みに友人と昼食を取ろうと食堂をうろうろしていたところ。

ひときわ目立つ留学生グループ(留学生はもともと少なかったため)が現れました。

あぁ、あれが今年来た留学生の人たちかぁ、 と友達と会話していたら、1人のゲルマン系の男性が目に飛び込んできました。

えっ、なにあれ…モデル?いや彼は地上に舞い降りた天使…?とかいうあほな考えが一瞬で頭の中を駆け巡りました。そうです彼は私のどちゃくそタイプなイケメン(るービジョン)だったのです。

よく話には聞いていた、ひとめぼれというやつを、生まれて初めて経験してしまいました。一瞬でダメ男のことは頭から吹っ飛びました。

それから友人との会話は「あのイケメン誰?」「あのイケメンと恋してダメ男から卒業しなよ~」とかひたすら彼についてのことばかりでした。

お昼休みが終わって、ばったり先輩と会ったとき、思わず彼女の会話パートナーは誰か聞きました。そうしたら、なんという偶然か、会話パートナーが私がひとめぼれした彼だったのです!!

まさに天が私に与え給うた奇跡。神様がダメ男へのダメ恋から脱却するチャンスを与えてくれたと都合よく思った私は、先輩に「彼を紹介してください!!」と勢いよく頼み込んだのでした。

 

彼と出会ってもいない、見かけただけなのですが、思った以上に長くなってしまったので、今日のところはいったんここまで。

続きは気の向いたときにでも書くとします。